留学やワーキングホリデー、語学研修、海外駐在になぜ保険が必要かを徹底検証
あこがれの海外留学。夢にまで見た外国での生活。ようやく実現した念願の留学ですが、病気や事故、思わぬ事件などで、被害を受けるだけでなく、その後に多額の支払いを請求される可能性すらあります。
例えば、米国滞在中に盲腸の手術を受けると、少なくとも100万円の費用がかかります。なれない土地や道路事情で、思いもかけない交通事故に巻き込まれ、骨折などで治療入院。付き添い看護で、日本から家族に来てもらったりすると、ますます費用は膨らむ一方です。
ほかにも、海外ではよくある置き引きの被害にあったり、自分が誰かに自転車で怪我を負わせてしまったり。
このようなことは、起きないにこしたことはありませんが、誰にでも起きる可能性があります。その場合、海外で安心して十分な対応が取れるようにしておくことが大事といえます。日本での普段の生活と違い、何の保証もなされていない海外での生活だからこそ、保険が必要となってきます。
このようなトラブルは「自分には」起こらない、と思いがちです。ところが、起こらないどころか海外に行くと、トラブルに遭遇する確率が高くなるようです。以下にあげる例は、すべて私が個人的に聞いた話ばかりです。
《ケース1》 あき子さんは、留学中に寮で立ったまま耳そうじをしていましたが、ちょっとしたはずみで転んでしまい、耳かきの棒で鼓膜を傷つけて緊急病院で手当てをしてもらいました。
《ケース2》 みき子さんは、カナダ人の友人にマクドナルドで日本語のレッスンをしてあげていました。この友人のかばんにあった財布が、気が付くとなくなっており、現金からカード類まですべて盗まれてしまいました。
《ケース3》 ともこさんは、大学の図書館で自分のノート型パソコンを使って論文を書いていました。本を本棚に返しにいったほんのわずかの間にパソコンが消え、パソコンのみならず、中に保存したあった完成間近の論文までなくなってしまい、泣く泣く初めから書き直す羽目になってしまいました。
《ケース4》 私がホームステイをしていたときの話です。浴室は2階にあり、バスタブの周りの床はじゅうたんというつくりでした。お湯を出したまま忘れ、気が付いたときは水があふれてじゅうたんだけでなく、1階の天井から雨漏り状態になり、水浸しにしてしまいました。
留学には学費もかかりますし、渡航費も滞在費も、とお金のかかることばかりです。「さらに保険料までは・・・」と思うのも無理はありません。気をつけて生活すれば大丈夫、万が一の可能性にまでお金を掛けられない、と思う人は大きなリスクを背負いながら海外滞在することになります。
もちろん保険にはいろいろなオプションが選べますが、6ヶ月の滞在なら6万円台から、1年間なら11万円からといったところが相場のようです。